漆屋さん通信 その8 ― 2010年02月16日 13時29分29秒
今回のテーマは漆器の扱い方についてです。
漆器は基本的に木と木の樹液である漆から作られています。
つまり、漆器は木そのものなのです。
但し、生きている木とは異なり自己修復はできません。
これが漆器を理解しようとする時の基本となります。
従って、盆栽や庭木にやらない事は漆器にもしない。
かつ、自己修復できない漆器には多少の愛情を
込めて接するという心構えが必要になります。
なんか難しそうに聞こえるかもしれませんが、
ちゃんとした良い漆を塗った漆器なら
皆さんが考えているよりもずっと気軽に使えます。
そういう観点から避けたい使用方法は以下の通りです。
①長時間水に浸けたままにしない。
②急激な温度変化が起こる環境に置かない。
③硬いもので擦ることはしない。
普通、水に浸かったままの木はやがて枯れますし、
南国の木を極寒の地に植えても根付きません。
木に石が当れば傷がつきます。注意点は普通の木と同じです。
次回はこの事を具体例で示していきます。
* 以前配布した資料の再掲です。
漆器は基本的に木と木の樹液である漆から作られています。
つまり、漆器は木そのものなのです。
但し、生きている木とは異なり自己修復はできません。
これが漆器を理解しようとする時の基本となります。
従って、盆栽や庭木にやらない事は漆器にもしない。
かつ、自己修復できない漆器には多少の愛情を
込めて接するという心構えが必要になります。
なんか難しそうに聞こえるかもしれませんが、
ちゃんとした良い漆を塗った漆器なら
皆さんが考えているよりもずっと気軽に使えます。
そういう観点から避けたい使用方法は以下の通りです。
①長時間水に浸けたままにしない。
②急激な温度変化が起こる環境に置かない。
③硬いもので擦ることはしない。
普通、水に浸かったままの木はやがて枯れますし、
南国の木を極寒の地に植えても根付きません。
木に石が当れば傷がつきます。注意点は普通の木と同じです。
次回はこの事を具体例で示していきます。
* 以前配布した資料の再掲です。
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