漆屋さん通信 その122010年09月15日 13時00分10秒

1年間のご愛読ありがとうございました。
多少は漆の事をご理解頂けたでしょうか?
もしこの”漆屋さん通信”が皆さんの漆への理解の
一助になれたのであればこの上ない幸せです。
エコロジーが叫ばれる昨今、元来エコロジーなうるしの器が
ご理解を得て末永くご愛用頂ける事を願ってやみません。

今回をもってとりあえず、漆屋さん通信の連載は停止し、
次回新たな内容でお目に掛かる事になると思います。
その節はまた宜しくお願い致します。

それでは以下に1年間の内容を簡単にまとめてみます。

①うるしの器は工業製品ではなく自然そのものです。
従ってうるしの器の扱いの基本は木が嫌がる様な
長時間の浸水、急激な温度変化、硬い物との接触を避ける。
という事になります。

②うるしの器は良い漆を塗ったものを選んで下さい。
良い漆とは添加物の無い漆で、塗りっ放しの場合、
光沢は無く、触った時に”フワッ”とした手触りがあります。

それではまたお会いする日までお元気で。

* 以前配布した資料の再掲です。

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