漆屋さん通信 その4 ― 2009年08月08日 11時11分11秒
さて、この通信も第4回目となりました。
これからは”良い漆器=良い漆を使っているもの”
という定義に基づいて話を進めていきます。
良い漆とは何かという事ですが、
そもそも漆と呼べるものの定義がいい加減です。*1
また、実際に漆に接していて思うのですが、
目の前で時々刻々変化していく漆をある時点で
等級付けしても意味が無く感じます。という事で、
漆屋さんの良心に従って良い漆を定義しますと、
①添加物の無い漆
という事になります。個人的には
②漆と同系統の植物由来のものを添加した漆
までは自然由来の植物系で統一されているという事で
許されると考えますが、今回は良い漆の判別方法まで
お話をしますので、今回は①のみを良い漆と定義します。*2
次回は良い漆を使っているかいないかを
判別する方法についてお話します。
*1 塗料中に含まれる漆分が数%でも漆と呼んでいい事になっています。
*2 ②までを良い漆とすると、良い漆の判別方法が複雑になります。
* 以前配布した資料の再掲です。
これからは”良い漆器=良い漆を使っているもの”
という定義に基づいて話を進めていきます。
良い漆とは何かという事ですが、
そもそも漆と呼べるものの定義がいい加減です。*1
また、実際に漆に接していて思うのですが、
目の前で時々刻々変化していく漆をある時点で
等級付けしても意味が無く感じます。という事で、
漆屋さんの良心に従って良い漆を定義しますと、
①添加物の無い漆
という事になります。個人的には
②漆と同系統の植物由来のものを添加した漆
までは自然由来の植物系で統一されているという事で
許されると考えますが、今回は良い漆の判別方法まで
お話をしますので、今回は①のみを良い漆と定義します。*2
次回は良い漆を使っているかいないかを
判別する方法についてお話します。
*1 塗料中に含まれる漆分が数%でも漆と呼んでいい事になっています。
*2 ②までを良い漆とすると、良い漆の判別方法が複雑になります。
* 以前配布した資料の再掲です。
漆屋さん通信 その5 ― 2009年08月25日 11時11分11秒
前回の良い漆の定義は”添加物の無い漆”でした。
ではこの漆を使った漆器(=良い漆器)を購入する為の
チェックポイントをお教え致します。
①塗りっぱなしの場合は光沢が無い漆なので
基本的には光沢の無い漆器を選ぶのが無難です。
②良い漆を使った塗りっぱなしの漆器は持った時に
フワッとした感触があるのが特徴です。
これは触り比べてみないと判りません。
だから、漆器店では器を触るのが基本となります。
漆器を触らせない漆器店は注意が必要です。*1
③呂色磨きを施したものは鏡面磨きをしたものになるので
光沢がありますが、その場合、光沢面を蛍光灯などに
かざして見ると、蛍光灯が歪み無く投影されます。
光沢のある場合、歪みのあるものは避けましょう。
(良い漆を使った漆器の例外。意外と判断が難しい。)
④信頼できるお店で購入すること。
新しい添加物が出てきているので①~③を満たしても
変なものをつかむ可能性を完全には否定できません。
従って信頼のおける店で購入する事も重要な要素になります。
*1 作家の個展の場合などは皮脂汚れなどを嫌うために
直接手では触れない建前をとっている場合があります。
この場合であっても通常使用で手に取る前提のものであれば
”質感を見たいので。”と言えば触らせてくれると思います。
* 以前配布した資料の再掲です。
ではこの漆を使った漆器(=良い漆器)を購入する為の
チェックポイントをお教え致します。
①塗りっぱなしの場合は光沢が無い漆なので
基本的には光沢の無い漆器を選ぶのが無難です。
②良い漆を使った塗りっぱなしの漆器は持った時に
フワッとした感触があるのが特徴です。
これは触り比べてみないと判りません。
だから、漆器店では器を触るのが基本となります。
漆器を触らせない漆器店は注意が必要です。*1
③呂色磨きを施したものは鏡面磨きをしたものになるので
光沢がありますが、その場合、光沢面を蛍光灯などに
かざして見ると、蛍光灯が歪み無く投影されます。
光沢のある場合、歪みのあるものは避けましょう。
(良い漆を使った漆器の例外。意外と判断が難しい。)
④信頼できるお店で購入すること。
新しい添加物が出てきているので①~③を満たしても
変なものをつかむ可能性を完全には否定できません。
従って信頼のおける店で購入する事も重要な要素になります。
*1 作家の個展の場合などは皮脂汚れなどを嫌うために
直接手では触れない建前をとっている場合があります。
この場合であっても通常使用で手に取る前提のものであれば
”質感を見たいので。”と言えば触らせてくれると思います。
* 以前配布した資料の再掲です。